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おしらせ一覧

2020.10.05
「ショパン」誌掲載の連載、最終回は、ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼルによる《1年》です

『ショパン』誌で連載中の『聴いてみませんか?弾いてみませんか?女性作曲家あれこれ』は、今月で最終回を迎えました。

3年半もの長きに渡りお付き合い頂き、本当にありがとうございました!

「こんないい曲があったんだ!?」との皆様から反響のお声は、最大の励ましでした。
ここでご紹介したものを軸としたコンサートシリーズは今後も展開して参ります。またぜひ、お運びください。

連載最終回は、ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼルによるピアノ曲《1年》です。ファニーの作品の中で、もしかすると一番メジャーかもしれませんね。憧れのイタリア旅行の思い出が、1月~12月と後奏にて綴られています。季節のイメージが日本人のそれとは少し違ったりするところも面白いところ。

コロナ禍で海外への旅行も叶いそうにない現在ですが、こんな時こそ、ファニーのイタリア旅行に想いを馳せてみませんか?

是非ご覧ください♪(60頁)

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2020.08.25
「ショパン」誌掲載の連載第41回は、吉田隆子です

『ショパン』誌で連載中の『聴いてみませんか?弾いてみませんか?女性作曲家あれこれ』。2020年9月号掲載の第41 回は、大正・昭和の激動の時代を力強く生きた吉田隆子による《ヴァイオリン・ソナタ 二調》です。

4度の逮捕・投獄にもめげす、反戦を訴え新しい道を渇望した彼女。
創作においては「西洋と日本の両方の歴史の合流点の上に成熟した音楽創造をする」ということを生涯課題とし、この作品はまさにその集大成なのだろうと納得させられます。

ぜひお読みください♪(61頁)

 

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2020.08.01
「ショパン」誌掲載の連載第40回は、エレオノーレ・ソフィア・ヴェステンホルツです

『ショパン』誌で連載中の『聴いてみませんか?弾いてみませんか?女性作曲家あれこれ』。2020年8 月号掲載の第40 回は、古典派の北ドイツに生き、若くして宮廷音楽家となり生涯活躍したエレオノーレ・ソフィア・マリア・ヴェステンホルツによる《12のドイツ歌曲》作品4です。

著名評論家からも「ヨーロッパを率いる音楽家の一人」と評されていた彼女。その評を裏付けるかのように、この歌曲は時に、20年ほど時代を先取りしているのでは?!と思わせるほど美しいロマン派様式で書かれています。

歌曲王シューベルトがまだほんの子供の頃に、ドイツの片田舎(偏見失礼!)こんな作品が生まれていたとは・・・!

ぜひお読みください♪(60頁)

 

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2020.07.01
「ショパン」誌掲載の連載第39回は、エリザベッタ・デ・ガンバリーニです

『ショパン』誌で連載中の『聴いてみませんか?弾いてみませんか?女性作曲家あれこれ』。2020年7月号掲載の第39回は、またまたイギリスの作曲家、エリザベッタ・デ・ガンバリーニによる《ソナタ ハ長調》作品1の5です。

彼女はバロック末期から古典派への過渡期のロンドンに活躍しました。35歳の若さで世を去ったため残された作品や資料は多くありませんが、このソナタは彼女が17歳のとき、イギリスの女生として初めて鍵盤楽器作品を曲集として出版したものの中に収められています。

ハーモニー、構成、舞曲のビートが多く取り入れられるところ等、時代の過渡期の気分を存分に楽しめる1曲。

ぜひお読みください♪(69頁)

 

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2020.06.01
「ショパン」誌掲載の連載第38回は、マリア・へスター・パークです

『ショパン』誌で連載中の『聴いてみませんか?弾いてみませんか?女性作曲家あれこれ』。2020年6月号掲載の第38 回は、古典派イギリスの作曲家、マリア・ヘスタ―・パークによる《ソナタ ヘ長調》作品4の1です。

18世紀のイギリス社交界で人気の音楽家だったとみられる彼女。このちょっとお洒落なソナタは、その華やかでスキャンダラスな人生が映画にもなっているデヴォンシャー公爵夫人に献呈されています。

ぜひお読みください♪(63頁)

 

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2020.04.30
「音楽の友」5月号にインタヴューが掲載されました

「音楽の友」5月号“People”にインタヴューを掲載頂きました。
5月26日開催予定の女性作曲家シリーズVol.3 「ようこそ、激動の時を生きたエレーヌ・ド・モンジュル―の世界へ」についてお話しています。
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*本公演は感染予防対策をした上でできるだけ開催したいと考えておりましたが、現下の状況におきまして、仮に緊急事態宣言が5月6日に無事解除されたと致しましても、20日後の26日にこのような催しを安全に行うことは難しいだろうと判断し、やむなく延期させて頂くことと致しました。ご迷惑をおかけ致しますことを心よりお詫び申し上げます。
延期時期は未定ですが、公演チラシ裏予告の2021年3月12日(金)のシリーズVol.4「ようこそ、ポリーヌ・ヴィアルドのサロンへ」をVol.3として開催し、その後2021年秋に今回の「ようこそ、激動の時を生きたエレーヌ・ド・モンジュル―の世界へ」をVol.4として開催の予定です。

2020.04.22
「ショパン」誌掲載の連載第37回は、ドラ・ペヤチェヴィッチです

『ショパン』誌で連載中の『聴いてみませんか?弾いてみませんか?女性作曲家あれこれ』。2020年5月号掲載の第37 回は、クロアチアの作曲家ドラ・ペヤチェヴィッチによる《2つのノクターン》作品50です。
自然と文学を愛し、早逝ながら、色彩豊かな作品を多く残したペヤチェヴィッチ。
《2つのノクターン》には自作の詩も添えられています。
ぜひお読みください♪

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2020.03.01
『ショパン』誌掲載の連載第35回は、フランチェスカ・ルブランです

『ショパン』誌で連載中の『聴いてみませんか?弾いてみませんか?女性作曲家あれこれ』。2020年3月号掲載の第35 回は、ドイツのフランチェスカ・ルブランによる《ピアノとヴァイオリンのためのソナタ》作品1です。

彼女はなんとモーツァルトと同じ生没年。フランチェスカはソプラノ歌手、夫はオーボエ奏者で共にマンハイム宮廷楽団に所属し、このルブラン夫妻のデュオ・コンサートは、モーツァルトも驚愕するほどかなり「稼げた」ようです。
フランチェスカの作品もこの時代ならではの魅力が盛りだくさん。

是非お読みください♪ (93頁)

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