2020.07.01
「ショパン」誌掲載の連載第39回は、エリザベッタ・デ・ガンバリーニです
『ショパン』誌で連載中の『聴いてみませんか?弾いてみませんか?女性作曲家あれこれ』。2020年7月号掲載の第39回は、またまたイギリスの作曲家、エリザベッタ・デ・ガンバリーニによる《ソナタ ハ長調》作品1の5です。
彼女はバロック末期から古典派への過渡期のロンドンに活躍しました。35歳の若さで世を去ったため残された作品や資料は多くありませんが、このソナタは彼女が17歳のとき、イギリスの女生として初めて鍵盤楽器作品を曲集として出版したものの中に収められています。
ハーモニー、構成、舞曲のビートが多く取り入れられるところ等、時代の過渡期の気分を存分に楽しめる1曲。
ぜひお読みください♪(69頁)